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競馬のプロ 3連単

馬

一時期、競馬で安定して収益を上げ馬券が経費として認められるかどうか話題になったプロがいましたが、どのような馬券でどのような勝負をしていたのかというと、3連単を中心にオッズの偏りが発生したところを狙って利益を出していたとされています。

3連単というのは狙って当てることが難しく、更に控除率が他の馬券よりも高いことから本気で利益を狙うのであれば、不向きとされる馬券なのですが、なぜこの馬券で利益をあげることができたのかというと、オッズの偏りが発生したためです。組み合わせが非常に多い馬券であるため、時に控除率を超えるリターンの美味しい馬券が発生することがあります。オッズに偏り歪みが発生している馬券を機械的に購入すれば、最終的にはプラスになると目をつけた人がこの手法によって利益をあげることに成功をしたのです。

数学的な考え方では明らかに不利になるはずの馬券なのですが、オッズには偏りが発生するというところに目をつけたことで、従来では競馬で勝つことは絶対に不可能と言われていたことを、可能とすることができたというわけです。

また、この手法というのは人間が馬券を検討するのではなく機械に利益の出る組み合わせを計算させて多点買いをするという方法になっていて、人間には真似をすることが難しい方法となっています。

超高配当がのぞめオッズに偏りが生まれやすい馬券の登場と、高性能なパソコンの普及によって時代がプロを登場させたといえます。