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競馬のプロ データ

ホースライディング

競馬のプロといわれる人たちはデータを重んじる傾向にあります。もっと言えば、競馬のプロは根拠のあるものしか興味を示さず、オカルトと呼ばれるようなものに対しては全くといっていいほど関心を示さない傾向にあります。根拠があるからこそその結果に通じるのであり、オカルトによってもたらされるわけではないということを確信していることからこのようなことになっています。その分、データに対する信頼にも厳しい視点で臨み、信用できないものに関しては厳しい評価を下しています。

意外と重宝されるのが季節のデータです。例えば、この時期はやたら走る、夏は苦手などのものは信憑性が高く、夏が弱い、冬が強いというのを根拠を示して証明していくことが可能なものほど信用するようになります。夏に突出した成績の良さを認め、冬はからっきしダメというものを結果で求めていくというのはすぐにできることであるため、そうしたものを予想のファクターに入れていくのはプロは得意とします。

一方、非根幹距離、根幹距離に関するものはあまり重視しない傾向にあります。根幹距離は1200メートルや1600、2000というように400で割り切ることのできるものを指し、非根幹距離はそれ以外の距離となります。やたら非根幹距離で走るから、今回みたいな根幹距離では来ないという予想には、何ら根拠がなくたまたまではないかという見方もできます。信用できるもの、そうでないものを仕分けることにプロは長けています。